Z1000MkⅡ エンジンフルオーバーホール その5 |
中部陸運局認証工場 静第7784号
Z1000Mk-Ⅱクランクケース破損によるエンジンオーバーホール最終仕上げです(≧▽≦)
そもそもは、ミッションカウンターシャフトベアリングの破損により入庫、破損現状の確認段階で・・・クランクケース破損使用不可(;^ω^) 後にZ1000のクランクケースを運良く入手できMk-Ⅱとの相違点の加工を行うことでなんとか完成まで漕ぎ着けました(≧▽≦) 同時に不具合箇所も一通りチェックして手直しも色々行いました(^▽^*) ・・・Zのエンジンて下手に手を入れてあると大変だったりするのでね( ´艸`)
慣らし運転完了後の最終仕上げ(≧▽≦) バルタイが外れてるのでタイミングプレートで正確なバルブタイミング調整(^▽^*)
Inlet Open 30°BTDC/Close 70°ABDC
Exhaust Open 70°BBDC/Close 30°ATDC
タイミングライトで点火時期の確認調整(^▽^*)
バルブクリアランスは全て基準値内で再調整必要なし(^▽^*)
キャブレターセッティングは再セッティングの必要なし(^▽^*)
ペイントはGUN-KOTE BLACK! 超キレイです(≧▽≦)
エンジン始動直後から1000rpm以下でもアイドリング安定(≧▽≦)
5速1000rpm以下からでもストレス無く加速可能(≧▽≦)
高回転域はまだわかりませんが、最終的に必要なら何度でもリセッティ(*´-ω・)ン?グ~!
あとはエンジンオイル・エレメントの交換で一通りの終了です。゚(゚^∀^゚)゚。
※カスタムなどによりリヤの車高を上げてある車両はスイングアームの垂れ角がきつくなるため、チェーンの張りに注意が必要です。基本はサスペンションがボトムした状態(スイングアームが水平に近い常態)で張りすぎにならないように調整するのがベストであり、乗車Gすらかかっていない状態で張り気味にしてしまうと、サスペンションも仕事をしないし、なによりチェーンがパンパンに張ってしまいフロントスプロケットを返してカウンターシャフトベアリングに大きな負担が掛かります。今回オーナーさんに聞いた所、量販店でタイヤ交換をして間もなくエンジン破損に至ったため、もしかしたら?チェーンを張りすぎたのが大きなダメージに繋がってしまった可能性も否定できません(;^ω^)
ノーマル車両であっても基本は同じですチェーンの張りすぎには御注意ください(^▽^*)
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